知床の地魚ブログ

「地産・地食・地楽」パート1

知床の地魚ブログ 銘酒の四方山話

「地産・地食・地楽」パート1
先だって、食に関する講演を聞きました。食べ物の生産と消費の距離が、
だんだん遠ざかってきている、というショッキングな題目で始まりました。
都市部の全国スーパーチェーンの食品売り場では○○産フェアーとか、
インターネットでも画像付きで地域の産物を紹介し始めて、
居ながらにしてその地域の産物を手にすることができるようになったのに、
なぜかしら物足りなさを感じたりしている消費者が増えてきているそうです。
文明の利器によって便利性を享受できるようになったのに、
その地域の文化(時間の経過)や“旬”そしてものが出来上がるまでの成相を
肌で感じられなくなったからなのかもしれません。
そういえば“旬”と言う言葉には、その意味として、今が食べごろとか、
収穫し始めでこれから大量に採れる、というものも含まれております。
その地域で大量に採れたものをいかにおいしく調理加工するか、
そこに住んでいる生活者がお互いの知恵を出し合い情報交換をして、
そこで食の生活文化が育まれてきたのだと思います。
その地域の産物と酒をからませるひと時、それがのんべえにとって、
健康的でかつ楽しいひと時であることは言うまでもありません。